水粒みずつぶ)” の例文
微小な水粒みずつぶは、睫毛まつげの先にギヤマンの玉のように光って、息づまるような乳色の気流がムクムクとゆるい運動を描いてゆく。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)