水簸すいひ)” の例文
上から下に流れるにつれて水簸すいひはすむのである。谿間から赤褐あかちゃけた泥を取ってくる。黒い鉄釉も、柿も飴も黄もそれで万事ことが足りる。掘れば白絵の土も手許にある。釉掛けはなまのままである。
日田の皿山 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)