“水瓶（みずかめ）” の例文

竹内の組から抜いて高見につけられた小頭千場作兵衛は重手（おもで）を負って台所に出て、水瓶（みずかめ）の水を呑（の）んだが、そのままそこにへたばっていた。

阿部一族 (新字新仮名) ／ 森鴎外(著)

“水瓶”の意味

《名詞》

（すいびょう）比丘が持つべき十八物の一つ。飲み水をいれる浄瓶と用便後の手洗い用の触瓶がある。

（すいびん、みずがめ）水を入れる瓶。
(出典:Wiktionary)

“水瓶”の解説

水瓶（すいびょう、みずがめ）は、仏教において閼伽（水）を入れる瓶で、比丘（びく）が持たなければならない18種類の持ち物のひとつ。サンスクリット語の「グンディ」の訳で、軍持（ぐんじ）と音訳される。仏像のうち観音菩薩などの持物とされることもある。
水瓶は、古くから使われ陶器のほか鋳銅製などがあり、文化財に指定されているものもある。
(出典:Wikipedia)

水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画
瓶	常用漢字 中学 部首:⽡ 11画