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水干烏帽子
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すいかんえぼし
ふりがな文庫
“
水干烏帽子
(
すいかんえぼし
)” の例文
神主のその顔が、
大
(
おおき
)
な猿のように見えて、
水干烏帽子
(
すいかんえぼし
)
を着ていたのが、何となく
神々
(
こうごう
)
しかった。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人形使
笙
(
しょう
)
篳篥
(
ひちりき
)
が、
紋着袴
(
もんつきばかま
)
だ。——
消防夫
(
しごとし
)
が揃って警護で、お稚児がついての。あとさきの坊様は、
香
(
こう
)
を
焚
(
た
)
かっしゃる、御経を読まっしゃる。
御輿舁
(
みこしかつ
)
ぎは奥の院十八軒の若い
衆
(
しゅ
)
が
水干烏帽子
(
すいかんえぼし
)
だ。
山吹
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
帽
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画