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水主町
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かこまち
ふりがな文庫
“
水主町
(
かこまち
)” の例文
三弥も連れず紋右衛門も連れず、一人で立ち
出
(
い
)
でた尾張宗春、
水主町
(
かこまち
)
まで歩いて来た。名月ではあるが深夜のこと、それに辻斬りの噂が立ち、ここらあたりは人も通らぬ。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もっとも独りぼっちで
水主町
(
かこまち
)
の醤油屋さんの離れを借りておいでなさるんだから、いつどこなえてお出でなさろうとそれは暢気なものですが、お前にはもうなにも教えることがないから俺は別れる。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
二度目にこの男と
逢
(
あ
)
いましたのは、それから三日後のことでありまして、名古屋お城下は
水主町
(
かこまち
)
、尾張様御用の船大工の
棟梁
(
とうりょう
)
、
持田
(
もちだ
)
という
苗字
(
みょうじ
)
を許されている八郎右衛門というお方の台所口で。
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“水主”で始まる語句
水主
水主等
水主共