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気性
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きっぷ
ふりがな文庫
“
気性
(
きっぷ
)” の例文
旧字:
氣性
ちょっと
当方
(
こっち
)
に話があるんだが——だからよ、
大工
(
でえく
)
でも
建具
(
たてぐ
)
でも、何でもそうだが、職人てものは
気性
(
きっぷ
)
でね、ことに左官なんて、
濡
(
ぬ
)
れ物を扱う職は、気性一つなんだ——
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
あの綺麗で
気性
(
きっぷ
)
のいい若衆を、こっちのお嬢様に押しつけてみるのも面白いことじゃないか——お夏は清十郎、お染は久松と相場がきまり、色事も型になってしまってるんでは根っから受けないね
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あっしゃアね、真実、旦那の
気性
(
きっぷ
)
に惚れこみやした。実にどうも、お若いに似ずたいしたもので。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
平常
(
ふだん
)
から、お父つぁんは何とお言いです? 男は
気性
(
きっぷ
)
一つが
身上
(
しんじょう
)
だ。こころ意気ってものが第一だ。胸の底が涼しくなけりゃア、人間の皮はかぶっていても、人間じゃアない。男じゃアない。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“気性”の意味
《名詞》
気性(きしょう)
生まれつきの性質や性格。気質。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“気性”で始まる語句
気性者