“気弁桿”の読み方と例文
読み方割合
きべんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて蒼白あおじろい顔をして座席へ帰って来たT機関士は、夢中で三本の気弁桿きべんかんを握った。三個の発動機は狂気のような大きなうなりを立て、回転計の指針は最大の速度を示していた。
飛行機に乗る怪しい紳士 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)