気厭けうと)” の例文
「いや、ご辺のおさしずではない。なんのなんの。……しかし王倫がそこまで吾々を気厭けうとくきらッているのだったら、一同は山寨さんさいの和を破らぬため、即座に退散してもよろしいが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)