気倦けだる)” の例文
かすかな微笑を頬にうかべたまま、女はフロアを動く人びとに気倦けだるげな視線を送っていた。
その一年 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
すると盲乞食は気倦けだるそうに肩を一つゆすぶって、独りごとをいった。
幻想 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)