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気丈夫
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きじょうぶ
ふりがな文庫
“
気丈夫
(
きじょうぶ
)” の例文
旧字:
氣丈夫
でも、
気丈夫
(
きじょうぶ
)
な操縦員はがんばって、傾いていた機をもとのようになおしました。ぐずぐずしていれば墜落したかも知れませんのを、あやういところでひきとめました。
怪塔王
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
すると牧君は自分の方は伸ばせば幾らでも伸びると
気丈夫
(
きじょうぶ
)
な返事をしてくれたので、たちまち
親船
(
おやぶね
)
に乗ったような心持になって、それじゃア少し伸ばしていただきたいと頼んでおきました。
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
(どうかなさいましたか、)もうちゃんと
法衣
(
ころも
)
を着たから
気丈夫
(
きじょうぶ
)
に
尋
(
たず
)
ねる。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この方には、貴女のような
気丈夫
(
きじょうぶ
)
な方が、是非必要です。監視哨は、高い
櫓
(
やぐら
)
の上に、昼といわず夜といわず上って、眼と耳とを、十二分に働かしていなければならぬのです。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一等運転士は、ピストルでうたれた肩口をおさえつつ、
気丈夫
(
きじょうぶ
)
にもきっぱり叫んだ。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“気丈”で始まる語句
気丈
気丈女
気丈者