“気丈者”の読み方と例文
読み方割合
きじょうもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一郎は家内中での気丈者きじょうものであった。彼は魔法使を妄想している人々の迷信を笑った。七尺位の男は、広い世間にいないとはまらぬ。それは幽霊や魔法使いでなくて、一箇の殺人狂に過ぎないのだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)