“氏直”の読み方と例文
読み方割合
うじなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この絶好な機会へ、家康の意が向いたやさきへ、愚かにも、その虎視へ道をひらいて与えた者こそ、相州小田原の北条新九郎氏直うじなおだった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、信長の死後、忽ち、甲信に兵を入れて、宿望の地を拡大し、二女の徳姫を北条氏直うじなおとつがせて、その小田原とはほこを収め
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)