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毫末
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がうまつ
ふりがな文庫
“
毫末
(
がうまつ
)” の例文
(四) 道人の書は、作品にあつては、漢字は漢字、仮名は仮名にかきわけられてゐるが、ただし、両者をまつたく同じ態度でかき、
毫末
(
がうまつ
)
も区別をつけてゐない。
秋艸道人の書について
(新字旧仮名)
/
吉野秀雄
(著)
擱
(
お
)
くの終りに至るまで著者の胸中には
毫末
(
がうまつ
)
も封建社会革命の目的若くは其影すらもあらざりしなり。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
孫どもはかういふ老翁の死などには悲歎することなく、
蜜柑
(
みかん
)
一つ奪はれたよりも感じないのである。そこですくすくと育つて行く。この老翁には
毫末
(
がうまつ
)
の心配も
要
(
い
)
らぬのである。
孫
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“毫末”の意味
《名詞》
毫末(ごうまつ)
(多く「も」および打ち消しを伴い)毛の先ほどごく僅かであること。
(出典:Wiktionary)
毫
漢検1級
部首:⽑
11画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“毫”で始まる語句
毫
毫釐
毫光
毫毛
毫厘
毫髪
毫程
毫端
毫鍼
毫頭慰藉