“毛抜”のいろいろな読み方と例文
旧字:毛拔
読み方割合
けぬき85.7%
けぬ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安宅あたけの松の鮨、竈河岸へっついがし毛抜けぬき鮨、深川横櫓よこやぐらの小松鮨、堺町さかいちょう金高かねたか鮨、両国の与兵衛よへえ鮨などが繁昌し、のみならず鮨もだんだん贅沢になって
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
先ずその魚へ薄塩を当てて二、三時間置きます。それから薄皮をいて三枚におろして小骨を一々毛抜けぬきでよく取ります。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)