“毛引”の読み方と例文
読み方割合
けびき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの背負揚しょいあげとか言うものの、灯の加減で映るのだろうか、ちらちらと……いや、霧が凝ったから、花片はなびら、緋の葉、そうは散らない、すッすッと細く、毛引けびき雁金かりがねを紅で描いたように提灯に映るのが
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)