“毛引(けびき)” の例文
あの背負揚(しょいあげ)とか言うものの、灯の加減で映るのだろうか、ちらちらと……いや、霧が凝ったから、花片(はなびら)、緋の葉、そうは散らない、すッすッと細く、毛引(けびき)の雁金(かりがね)を紅で描いたように提灯に映るのが
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)