“殺威棒”の読み方と例文
読み方割合
さついぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
就役者はまず、百ぺんの殺威棒さついぼうで打ちのめされ、いちどは気絶して“地獄への生れ代り”をやらせられるのがおきてだったが、それものがれた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、宋江にたいしては、みな愛相あいそがよかった。例の新入りが食う殺威棒さついぼうの百叩きも受けずにすんだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お約束の殺威棒さついぼうで、百の叩きを食らうのさ。まともに食ったら、血の泡を口から吹くンだ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)