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殺剣
ふりがな文庫
“殺剣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さつけん
50.0%
さっけん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さつけん
(逆引き)
声のない気合い、張りきった
殺剣
(
さつけん
)
の感がどこからともなくただよって、忠相は、満を持して
対峙
(
たいじ
)
している
光景
(
さま
)
を思いやると、われ知らず口調が鋭かった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そのすきに
鞍馬
(
くらま
)
の竹童、グッとうしろへ身を
反
(
そ
)
らしたが、落とした刀へは手がとどかず、立って逃げれば、われから卜斎の
殺剣
(
さつけん
)
へはずみを加えてゆくようなものだし? ……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殺剣(さつけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
さっけん
(逆引き)
この流るるが如き
殺剣
(
さっけん
)
を突きつけられると、何物も身がすくんで、我とその刃に触れて、命を終らぬということはありません。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それは
剣法
(
けんぽう
)
でいう
梢斬
(
こずえぎ
)
りともいうべきあざやかなものである。たれかよく、
宙天
(
ちゅうてん
)
から斬りさげてくるこの
殺剣
(
さっけん
)
をのがれ得よう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殺剣(さっけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“殺剣”で始まる語句
殺剣乱跳
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暗剣殺
荒殺剣
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“殺剣”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
吉川英治