段石だんいし)” の例文
さし図どころか自分で深切しんせつに手を添えてくれた時、皆で抱まわしに、隣の墓から、先生の墓所の前へ廻し込んで、一段、段石だんいしを上げるのに、石碑が欠けちゃあ不可いけない、と言うと、素早い石屋が
露萩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)