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殊勲
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しゅくん
ふりがな文庫
“
殊勲
(
しゅくん
)” の例文
姉川の戦いにも、またその以後も、
殊勲
(
しゅくん
)
のあるたびに竹中半兵衛は信長から幾度となく、恩賞も授かっているし、目通りも得ている。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人々の声は、カビ博士の名をよんで、その
殊勲
(
しゅくん
)
をほめたたえる。博士は
上気
(
じょうき
)
して、顔をまっ赤にしている。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「すまんこたない。
殊勲
(
しゅくん
)
甲じゃ。それでも、一時は、どうなることかと思うたわい」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
今もいった通り、そなたを連れて帰ろうという男は、今度徳川家にとってある重大な
殊勲
(
しゅくん
)
をかがやかせて立ち帰るそうだ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十郎左の
殊勲
(
しゅくん
)
だと聞いているし、その夜、堀部安兵衛と裏門にまわって、得意の槍をふるって駈け入った武者振りやあの討入の騒動の中で、吉良家の
飼人
(
かいびと
)
をとらえて
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「いつ、汝が骨折ったか。今日の甲州入りに、いかほどな
殊勲
(
しゅくん
)
をなしたというのか」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老兵勝家が、わが術成れり、と
喜悦
(
きえつ
)
斜めならず、それを甥の玄蕃允の
殊勲
(
しゅくん
)
として
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“殊勲”の意味
《名詞》
殊勲(しゅくん)
特筆すべき成績・事績。
(出典:Wiktionary)
殊
常用漢字
中学
部首:⽍
10画
勲
常用漢字
中学
部首:⼒
15画
“殊勲”で始まる語句
殊勲者