死眸しぼう)” の例文
俊基はもう“死眸しぼうの人”だった。大内山いちめんの五月のみどりも華麗ないらかも、まっ暗だった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)