“死敵”の読み方と例文
読み方割合
してき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は高天原たかまがはらの国にいた時、無数の若者を敵にしていた。それが今では、一匹の犬が、彼の死敵してきのすべてであった。——彼は両手に顔をうずめて、長い間大声に泣いていた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)