“歩立”の読み方と例文
読み方割合
かちだち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アボットの書(上出)にマセドニア人兎に道を横ぎらるるを特に凶兆とし、旅人かかる時その歩立かちだちと騎馬とに論なく必ず引き還す。熟兎や蛇に逢うもまたしかり。
それと同時に、左翼は淀川を頼みにして、配備が手薄であったところ、秀吉の第三軍たる池田勝入斎が川沿いの歩立かちだちの小路を発見し、潜行して、光秀軍の左翼たる津田与三郎等の陣に切ってかかった。
山崎合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)