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武士体
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さむらいてい
ふりがな文庫
“
武士体
(
さむらいてい
)” の例文
と
一際
(
ひときわ
)
蕭然
(
ひっそり
)
とする。時に隣座敷は
武士体
(
さむらいてい
)
のお客、降込められて遅くなって藤屋へ着き、是から湯にでも入ろうとする処を、廊下では二人で
窃
(
そっ
)
と
覗
(
のぞ
)
いて居る。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
言うまでもなくこれは第二番室の破牢の一組で、先に立って指揮するのは
武士体
(
さむらいてい
)
の屈強な壮者でありました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
二三間立戻って、いま箱提灯に送られて茶屋を出た、二人連れの
武士体
(
さむらいてい
)
の跡を
逐
(
お
)
いました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しからばその貧窮組を表にして、それとは全く
没交渉
(
ぼっこうしょう
)
でありながら、
巧
(
たく
)
みにそれをダシに使って大金を奪い歩く
武士体
(
さむらいてい
)
の強盗は果して何者。そうしてその盗った金を何事に使用するのだろう。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“武士”で始まる語句
武士
武士道
武士衆
武士気質
武士様
武士上
武士姿
武士族
武士髷
武士面