此葉このは)” の例文
自分には此葉このはという好きな若いがあったけれど、何となく、雛妓の豆菊もまた好きで、側においても邪魔にはならないので、いつも、来るたびに呼んでいた。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)