正寅しょうとら)” の例文
正寅しょうとらの刻からでござりました、海嘯つなみのように、どっと一時いっときに吹出しましたに因って存じておりまする。」と源助のことばつき、あたかも口上。何か、恐入っているていがある。
朱日記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)