“欺誑(たばか)” の例文
も一度行つて上人様の御言葉ぢやと欺誑(たばか)り、文句いはせず連れて来い、と圓道に烈しく叱られ、忌〻しさに独語(つぶや)きつゝ七藏ふたゝび寺門を出でぬ。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
あれあれあの揺るる態(さま)を見よ、汝(きさま)までがのっそりに同化(かぶ)れて寛怠過ぎた了見じゃ、是非はない、も一度行って上人様のお言葉じゃと欺誑(たばか)り、文句いわせず連れて来い、と円道に烈しく叱られ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)