“櫓組”の読み方と例文
読み方割合
やぐらぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒土で塗りたたいた埴生はにゅうの小屋みたいな穴口が幾つもあった。上は夜空へ高い櫓組やぐらぐみとなっている。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
赤城坂の崖へ依って、櫓組やぐらぐみに幾部屋も、積み上げられてあるのであろう。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)