樹葉このは)” の例文
秋風あきかぜ樹葉このはをからさんはあすのこと。野も里もなべてに霜の置きけば草のいのちも消えつきて、いましが宿もなかるべし。花をあさるは今のまの、あはれ浮世の夢なりけり。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)