“樹牆”の読み方と例文
読み方割合
じゅしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
消防自動車が三台、ヘッド・ライトで樹牆じゅしょうを照しながら砂利道をうねりあがって来、プールの水で火を消しにかかった。
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
深尾は葉巻きの煙を唇の端でころがしては吹き、樹牆じゅしょうに沿って築山のほうへ歩きながら、ふと
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
樹牆じゅしょうに囲まれた広い芝生の奥、赤煉瓦の煙突のついた二階建のロッジの前で車が停った。
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)