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槖駝師
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うえきや
ふりがな文庫
“
槖駝師
(
うえきや
)” の例文
槖駝師
(
うえきや
)
が
剪裁
(
せんさい
)
の手を尽した小庭を通って、
庫裡
(
くり
)
に行く。誰も居ない。尾の少し
欠
(
か
)
けた
年
(
とし
)
古
(
ふ
)
りた木魚と
小槌
(
こづち
)
が掛けてある。二つ三つたゝいたが、一向出て来ぬ。四つ五つ
破
(
わ
)
れよと
敲
(
たた
)
く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
坂の下は
黒暗暗
(
こくあんあん
)
として何も見えなかった。生垣があり
槖駝師
(
うえきや
)
の植木があって、人家は
稠密
(
ちゅうみつ
)
と云うほどでもないが、それでもかなり人家があるので、
燈
(
ひ
)
の一つも見えないと云うはずがなかった。
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
(
槖駝師
(
うえきや
)
の庭ではないか)
馬の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
槖
部首:⽊
14画
駝
漢検1級
部首:⾺
15画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“槖駝”で始まる語句
槖駝