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槌屋
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つちや
ふりがな文庫
“
槌屋
(
つちや
)” の例文
ついては、
槌屋
(
つちや
)
から暇をとって早速帰って来いという話が来たために、治郎吉の立つ四、五日まえから、お仙は、眼を
腫
(
は
)
らしていた。
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仔細
(
しさい
)
あって我家にかくまうそれまでは
新吉原
(
しんよしわら
)
佐野
(
さの
)
槌屋
(
つちや
)
の抱え
喜蝶
(
きちょう
)
と名乗ったその女である。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「どうしたんだ、お仙。すっかり痩せこけてしまって、見違えるようだ。
槌屋
(
つちや
)
でも大変な騒ぎをしたらしい。おれも、心配していたところだ」
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そのたびに、わたしだって、
槌屋
(
つちや
)
の御亭主に、ずいぶん腹を探られていました。いちどなんか、自身番まで呼ばれて、たたかれたことだって、あるんです」
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
槌屋
(
つちや
)
という周旋屋の手代はそう云って、じろじろと、墨江の横顔や
身装
(
みなり
)
を眺めながら、又云った。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
槌
漢検準1級
部首:⽊
14画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“槌”で始まる語句
槌
槌音
槌主
槌抛
槌目
槌野
槌鍛
槌頭
槌之介
槌太郎