梶川かじかわ)” の例文
梶川かじかわ与惣兵衛よそべえだった。大力の人で、すっかり羽掻はがめに、うごきが取れなかった——吉良は、身をゆすぶった。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
呼出す此時正面しやうめんには松平縫殿頭ぬひのかみ殿少し下りて右の座へ梶川かじかわ庄右衞門殿次には公用人こうようにん櫻井文右衞門田村治兵衞此方には川上さだ八石川彌兵衞浦野うらのもん兵衞縁側際えんがはぎはには足輕あしがる五六人非常ひじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)