梅菊ばいきく)” の例文
此日余語の家には、へい梅菊ばいきくが插してあつたので、それが蘭軒の詩に入つた。歳晩に近づいては、詩集は事を紀せずして、勤向覚書が僅に例年の医術申合会頭の賞を得たことを伝へてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)