“桑島”の読み方と例文
読み方割合
くわじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日頃ひごろ母子の家に出入でいりする男といっては、日々勝手口へ御用を聞きに来る商人のほかには、植木屋と呉服屋ごふくや家作かさく差配人さはいにんと、それから桑島くわじま先生という内科の医者くらいのものであろう。
寐顔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)