“格服”の読み方と例文
読み方割合
かっぷく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さういふ先生の一人に、なにがし先生といつて、婆羅門ばらもん哲学の先生がゐた。齢はまだ三十七八で、見たところ格服かっぷくの良い紳士であるが、惜しいことには、いつも眠さうな顔をしてゐる。
風人録 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)