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『風人録』
ふりがな文庫
『
風人録
(
ふうじんろく
)
』
一有りうべからざる奇怪のこと この世には、とても有り得まいと思はれることが、往々有りうるのである。しかも奇妙なことには、さういふ事に限つて、さて実際行はれてみると、人々になんの注意も惹かず、不思議な思ひすら与へず、有耶無耶のうちに足跡もなく …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「現代文学 第三巻第一〇号」大観堂、1940(昭和15)年11月30日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徒
(
いたずら
)
宿酔
(
ふつかよい
)
尠
(
すくな
)
格服
(
かっぷく
)
瑜伽
(
ゆが
)
看抜
(
みぬ
)
適々
(
たまたま
)
順
(
したが
)