柴晋助しばしんすけ)” の例文
しばらく二三の消息を注すれば、先ず天保十四年に河原崎座が、先に移った中村、市村両座と共に猿若町さるわかちょうに移って、勝諺蔵が立作者柴晋助しばしんすけとなった。芝宇田川町にいたからである。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
狂言作者には河竹新七、次で瀬川如皐じょこうがある。新七は元の柴晋助しばしんすけである。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)