枯躯こく)” の例文
他の僧徒らまた一顧するや怪しく叫び、期せずして相とらう。たとえば恐怖の流れ狂僧の枯躯こくめぐり、歯がみして向うところを転ずるごとき、間。
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)