枕時計まくらどけい)” の例文
かれは、あたたかい夜具をはねのけ、勢いよく起きあがって、電燈でんとうのスウィッチをひねった。その瞬間しゅんかん枕時計まくらどけいがジンジンと鳴りだした。きっかり起床きしょう時刻の五時半である。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)