“松雲和尚”の読み方と例文
読み方割合
しょううんおしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相手と頼む松雲和尚しょううんおしょうにも前夜の客のことを話したが、午後にそこから引き返して見ると、正香の立って行ったあとには名状しがたい空虚が残った。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今か今かと待ち受け顔な松雲和尚しょううんおしょうが勝重らを迎え入れ、本堂と庫裏くりの間の入り口のところに二人ふたりの席をつくってくれた。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
従来寺小屋を開いていた松雲和尚しょううんおしょうを相手にして、できるだけ村の子供の世話もしなければならないからであった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)