松屋まつのや)” の例文
ユウツケ鳥は三説あり、『松屋まつのや筆記』七に鶏はさるの時(午後四時)に夕を告げてねぐらこもるが故に、夕告鳥というにや云々。
松屋まつのや筆記』十六に引くところの東大寺造立供養記の文「自春日山、白鳥飛来翔多々羅上、或飛廻火炉之辺、或上‐下炎煙之中云々」
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大学生どもこれをモンキーと称えいたなど、『松屋まつのや筆記』にくぼの名てふ催馬楽さいばらのケフクてふ詞を説きたるとかんがえ合せて、かかる聯想は何処どこにも自然に発生し、決して相伝えたるにあらずと判る。