本蔵ほんざう)” の例文
これまで幾度いくたびか師匠の九つ目を聴いて、結構な出来だと思はぬ事は無かつたが、さて自分が語つてみると、戸無瀬となせ本蔵ほんざうも初めから鯱子張しやちこばつて、まるで喧嘩を売りに来たやうにしか見えない。