木驢きうま)” の例文
また、やぶれ太鼓だいこや、やぶれ銅鑼どらを打ち鳴らすので、町中の男女や子供がわいわいと寄りたかり、木驢きうまの上の罪人を目がけて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
翌日、王婆はふたたび、大牢からひきずり出され、木驢きうまというものに乗せられた。馬の恰好をした台である。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
強慾の婆は地獄行きの木驢きうまに乗ること
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)