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期待
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あて
ふりがな文庫
“
期待
(
あて
)” の例文
熊もつまらなさうだが、それでも何か
期待
(
あて
)
があるやうに歩いて人間をながめる。猿ではじまり、いちばんおつめのところがペルシヤ猫の仲間である。
東北の家
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
なあに、おれはあの會計係に逢つて、あの
吝嗇坊
(
けちんばう
)
野郎を拜みたほして、あはよくば
幾何
(
なにがし
)
か月給の
前借
(
まへがり
)
をする
期待
(
あて
)
でもなかつたなら、どうして役所へなんぞ行つてやるものか。
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
正直な敬太郎は
憮然
(
ぶぜん
)
としてありのままを答えた。そうして、とうてい当分これという
期待
(
あて
)
もないから、奔走をやめて少し休養するつもりであるとつけ加えた。森本はちょっと驚ろいたような顔をした。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“期待”の解説
期待(きたい、英:expectation)とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。
期待する気持ちのことは「期待感」と言う。期待どおりにならないことを「期待外れ」と言う。
ブリタニカ国際百科事典には、過去の経験あるいは現在の状況に基づき、ある現象や事件などが発生することを待ち続ける状態、行動の準備状態の一種で、大抵の場合は情緒的な緊張をもつ、とする説明文が掲載されている。
(出典:Wikipedia)
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
“期”で始まる語句
期
期間
期限
期節
期日
期約
期劃
期図
期定
期届