トップ
>
有卦
ふりがな文庫
“有卦”の読み方と例文
読み方
割合
うけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うけ
(逆引き)
先づ当分は
有卦
(
うけ
)
に入つた気でゐるだらうけれども、福子の方がやがて庄造では喰ひ足らなくなつて、浮気をせずにはゐないであらう。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
まるで、天から
授
(
さず
)
かり物のような今夜の使の話なのである。
有卦
(
うけ
)
に入るというのはこんなことだろうと独りで悦に入っていたのだ。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで二人のもぐりの騎士は、京都くんだりの不良少女からひどく慇懃なもてなしを受けて、
有卦
(
うけ
)
に入つてゐるのであつた。
探偵の巻
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
有卦(うけ)の例文をもっと
(23作品)
見る
“有卦”の意味
《名詞》
陰陽道で七年間幸運が続くとされる年回り。
(出典:Wiktionary)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
卦
漢検準1級
部首:⼘
8画
“有卦”で始まる語句
有卦無卦
検索の候補
有卦無卦
“有卦”のふりがなが多い著者
中里介山
井上円了
谷崎潤一郎
正岡容
林不忘
吉川英治
徳田秋声
久生十蘭
薄田泣菫
野村胡堂