月小夜つきさよ)” の例文
「山賊や猟師の娘に月小夜つきさよだの小石姫だのがあって溜るもんか。月小夜姫は菊川で殺された俊基朝臣としもとあそんの娘さ。蛇身鳥だってあの坊主のは間違っている。猟師の女房じゃなくてやはり俊基朝臣の怨霊さ」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)