曽而かつて)” の例文
旧字:曾而
佐井よりハ曽而かつて手紙参りたり、いまだ返書不出候得バ、此度の事くハしく御咄し被遣、其上彼手紙の礼も御申可遣候。
島の流レハ十里斗なりと、小弟曽而かつて長崎ニニママて聞しニ何とも相似たる咄し也。是本一ツ所より出たる咄しならんかともうたがふ。
私しハそふすれバ一分いちぶんも立候得ども、曽而かつて鞆の港へすておかれ候事ハ、是ハ紀州より土佐の士お、はづかしめ候事故に、私ニあいさつ致した位でわすみ不
右刀ハ曽而かつて後藤も来国光と鑒識かんしき致候。御高鑒被下度候。先ハ右用向迄如此候。早々。