“書画帖”の読み方と例文
読み方割合
しょがちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿帳だか、書画帖しょがちょうだか判然しないものの、第三頁に記念をのこす事にせまって来た。橋本は帳面を見るや否や、むこうを向いて澄ましている。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
縁側のなかほどから奥の八畳の間に書帙しょちつ書画帖しょがちょうなどがさらしてある。障子もふすまも明け放してあるので、揚羽あげはちょうが座敷の中に飛込んで来て、やがてまた庭の方へ飛んで行く。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)