曲節メロデイ)” の例文
肉聲が織る曲節メロデイ、曲節の底を漂ふ肉聲——たとへば斯くの如き二つの軸の間を動搖する所に藝術鑑賞の心理作用が求められねばならぬ。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
『人皇は七十七代後白河天皇御建立、……千一體のうちに三萬三千三百三十三體の觀音樣が拜まれます』……と唄ふ案内の小僧のねむたい曲節メロデイの中にも
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)